ロマンス詐欺の心理
はじめに
「なぜ自分は騙されたのか」
被害に遭った後、何度もそう考えました。
冷静に考えればおかしいことも、
その時はまったく疑えなかったのです。
でも、今はこう思っています。
➡ 騙されたのは、判断力がなかったからじゃない
あれは、人として自然な流れだったんだと。
人は誰でも騙される可能性がある
ロマンス詐欺は、特別な人だけが騙されるものではありません。
むしろ
- 真面目な人
- 人を信じる人
- 普通に生活している人
➡ むしろ、そういう人ほど狙われます
自分も、まさにそうでした。
当時の自分の状態
当時の自分のこと
今振り返ると、正直に言えば
➡ 少し自惚れていたと思います
老後資金もあり、
晴耕雨読のための移住先として家も購入していました。
年金に加えて仕事もしていたため、
資産は減るどころか、むしろ増えていました。
株式投資も順調でした。
➡ 自分はうまくやっている。人生は順調だ。
どこかで、そう思っていたのです。
それでも――
節約の生活は続けていましたし、
体もまだ動く。
不自由はないはずでした。
でも、今振り返ると
➡ どこか満たされていない気持ちがあったのかもしれません。
その“わずかな隙”に、入り込まれたのだと思います。
詐欺は「心理」を利用している
詐欺師は、偶然に騙しているわけではありません。
人の心理を理解し、順番に仕掛けてきます。
■ ステップ① 親近感を作る
優しい言葉
共通点を強調
毎日のやり取り
➡ 「この人、いい人だな」と思ってしまう
■ ステップ② 特別感を与える
「あなただけ」
「出会えてよかった」
➡ 自分が特別な存在のように感じてくる
■ ステップ③ 未来を見せる
「一緒に豊かになろう」
「将来のために」
➡ 気づけば、“未来の話”をしている
■ ステップ④ 判断力を鈍らせる
そして、
最初は少額から始まります。
「利益が出たよ」と言われると、
➡ 「あれ?本当に大丈夫かも」と思ってしまう
こうやって、少しずつ疑う気持ちがなくなっていきます。
なぜ気づけなかったのか
一番の理由はこれです。
➡ 信じたかったから
うまくいってほしい
この人を信じたい
自分は間違っていないと思いたい
その気持ちが強くなると、
➡ おかしいことも、おかしいと思えなくなる
今なら、よく分かります。
騙されたのは弱さではない
ずっと思っていました。
「自分が悪かったんだ」と。
でも今は、少し違う考えです。
➡ あれは、人として自然な反応だった
だからこそ、
➡ 誰でも同じ状況になれば、騙される可能性がある
そう思っています。
じゃあ、どうすればいいのか
特別なことじゃありません。
➡ 感情が動いたときほど、一度止まること
・急に距離が近くなったとき
・お金の話が出たとき
・LINEなど外に誘導されたとき
➡ その時点で「一回考える」
それだけでも、かなり違います。
まとめ
ロマンス詐欺は、
➡ 人の弱さにつけこむというより
➡ 人の気持ちをうまく利用してくる犯罪です
だからこそ
➡ 知っているかどうかで結果が変わります
私は「ロマンス詐欺」言葉すら知りませんでした。
次回予告
次回は、
➡ なぜ人は簡単に信頼してしまうのか
「親近感」や「共感」がどう働くのか、
もう少し具体的に書いてみたいと思います。

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