崩壊の瞬間 ―「お金を返してくれ」
※本記事は実際に私が経験した投資詐欺の記録です。被害防止のために公開しています。
もう限界でした。
「あと少しで戻る」
そう言われ続けて、
どれだけのお金を支払ったのか。
それでも、
お金は一度も戻ってこなかった。
そして最後に提示された、
〇〇〇万円一般的なかんかくでは大きすぎる金額。
ここで、ようやく
すべてを理解しました。
これは投資ではない。
詐欺だ。
私は、
初めて止まる決断をしました。
送ったメールは、
短いものでした。
「引き出しを中止します。少額にします。」
「大口引き出しを大至急、中止する。
他の大口決済システムは利用しない。」
そして最後に、
「お金を返してくれ!」
これが、
私の最後の言葉でした。
しかし、
返事はありませんでした。
その瞬間、
すべてが終わりました。
取り戻せるはずだったお金は、
もう戻ってこない。
そう認めるしかありませんでした。
悔しさと、
虚しさだけが残りました。
これが、
私の体験の結末です。
第7話(後編)終わり
第8話に続く









